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円山川

2021-03-09

母なる川

城崎温泉ロープウェイの展望台から見える景色の中に円山川が大きく横たわっています。円山川はこの但馬地方を流れる一級河川。銀山のある生野から養父市、豊岡市を流れて日本海に注いでいます。その全長は約70キロメートルにもなり、いにしえの時間から但馬国の人々の生活を支え続けています。校歌の歌詞に入っている学校も多く円山川をふるさとの象徴として感じている方は少なくないでしょう。

但馬ってどこ?

但馬は湯村温泉の新温泉町、余部鉄橋のある香美町、銀山や岩津ねぎ、天空の城竹田城で有名な朝来市、豊富なスキー場と但馬牛の養父市、そして城崎温泉のある豊岡市から成っており、古代では日本の文化や経済の玄関口であったと言われています。そんな但馬も時を経ていまは話題の観光地として多くの観光客やアスリートの方々にお越しいただいております。ちなみに、なんと兵庫県の面積の3分の1を占めながらも人口は県人口の3パーセント!自然が豊かな地域であることがわかります。

城崎町

豊岡市はその円山川下流地域にあり、城崎温泉は河口付近。町の中心には円山川の支流である大谿川が流れ、城崎の街並み、柳、橋との調和が絶妙な日本の温泉街の美しさを醸しています。北但大震災の後、円山川を使って重い玄武岩を船で運んで壊れた大溪川の護岸の修復工事が行われました。護岸はより耐震性の高いものとなり地元では「城崎積み」と呼ばれる構造にすることによって類まれで端麗な城崎独特の景観が生まれたのです。

誇らしく

円山川の肥沃な湿地は豊岡に柳行李(やなぎごうり)をもたらし、カバン産業の基礎となりました。その豊かな水は人々の自然に対する謙虚さと相まってコウノトリの生きられる環境を作り、豊岡盆地を但馬有数の穀倉地帯にしました。円山川はここで暮らす人々の農作物のみならず、歴史や文化をはぐくんできた地域の核となる河川なのです。城崎温泉ロープウェイの展望台からは、ラムサール条約湿地に登録されている円山川の下流や水田がよく見えます。展望台へ上がるとつい日本海を探してしまいますが、円山川の滔々たる流れに人々の暮らしや歴史を重ねてごらんいただくと、その景色もさらに鮮やかに感じていただけることでしょう。

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